ムダ毛のお手入れ
体のムダ毛は女性にとって大変気になるものです。ムダ毛の処理はどのようにしていますか?脱毛後の肌はとても敏感になりますので、保湿や毛穴を引き締めるためにもアフターケア(化粧水・乳液を塗る)を欠かさずにしましょう。
▼ お家でのお手入れ
抜く
わきの下やビキニラインのムダ毛の処理をする際、肌や毛抜きを消毒用アルコールなどで十分に清潔にしてから毛の生え際を反対側に押さえ、毛の生えている方向に引き抜きます。
剃る
よく、毛を逆方向から剃っている人がいますが、剃る場合も毛の流れに沿って剃って下さい。わきの下の場合は大抵真ん中から外側に向かって毛が生えていますので、内側から外側に向かって剃ります。腕を肘から曲げ、頭の後ろにもっていくと脇が平らになり剃りやすいです。剃る前に石鹸やシェービングクリームを塗り、滑りやすくしてください。かみそりの刃は切れないものを使っていると皮膚を傷つけたり、イングロウ(外に出られなくなった毛)になるので、すぐ新しいものに変えましょう。
▼ プロの脱毛
ワックス脱毛
サロンでのワックス脱毛は自分で行うのに比べ、時間もかからず汚れないので体全体にわたってする場合には、簡単です。ただし、ワックス剤が合わずにかぶれる場合がありますので、パーティなどの3〜4日前にしてください。
レーザー脱毛
美容整形でのレーザー脱毛は毛深い人におすすめします。しかしこのレーザー脱毛はまだ歴史が浅いため、どのくらい永久に脱毛できるかというデータがありません。
電気永久脱毛(Electrolysis)
電気の針で一本一本毛根を焼くものです。オーストラリアでは紫外線が強いので脇の下の施術は可能ですが、日光にさらされる足や腕はおすすめません。
2005年3月掲載
ムダ毛にパイナップル豆乳ローション
日本ではパイナップル豆乳ローションがひそかなブームをよんでいます。塗っていくだけで、毛が細くなりお肌もすべすべになるそうです。
▼パイナップル酵素の効果
パイナップルに含まれる蛋白質分解酵素が毛を分解し、生えるのを抑制します。
▼豆乳の効果
ムダ毛が濃く太くなるのは男性ホルモンの影響です。そこで女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をもつ大豆イソフラボンによって毛が濃くなるのを抑え、また黒くする細胞の活動も抑えるので、使っていくうちに毛の色も目立たなくなります。
さらに大豆サポニンが毛穴の汚れや皮脂を落とすので、毛穴の閉じた滑らかな肌を作ります。
日本では1本4000円位で販売していますが、自分で作ることもできます。以下の材料内にアレルギーがなければ、自然のものですから安心して使えます。手や足のムダ毛にお試しください。
<材料>
パイナップルの芯 1個分
無調整の豆乳 500cc
レモン汁 2個分
にがり 大さじ2
<作り方>
- ボールに豆乳500ccを入れます。
- 1の豆乳を60度〜65度にするために電子レンジで約5分間温めます。(温度計で測りながら必ずこの温度を保つ)
- 温めた豆乳にレモン2個を絞りいれ、軽くかき混ぜます。
- パイナップルの芯を細かく切ってにがり大さじ2を加えてミキサーをかけます。
- 豆乳が手で触れる温度になってから、ミキサーにかけたパイナップルと一緒に手ぬぐいに入れしぼります。
<使用方法>
朝晩1日2回、肌にたっぷりつけてよく塗りこみます。
個人差はありますが、効果は2〜3週間後から現れます。
保存は冷蔵庫で1週間まで。小分けにして冷凍してください。
2006年9月掲載
お勧め商品
今回はオーストラリアで手に入るプロダクト2点の紹介です。
▼Rasera Bladeless Kit(写真左)
以前、切れないカミソリ等を使っていると、刃の摩擦により毛が焼けて太くなっていくことを書きました。今回のお勧めは泡のフォームで毛を溶かして脱毛するキットです。
ワックスなどを家で使用すると、べたべたして汚く後始末も大変です。このKitならシャワーの前にフォームを塗り、湿布後一緒に入っているブレード(刃はついていません)で泡を取るだけです。薬局やスーパーマーケットで買えます。
@脱毛したい部分にフォームを塗ります。
少しピリピリしますが、脱毛剤なので多少は我慢してください。
A3分後、少しのエリアをブレードで取ってみます。もし、まだのようでしたら最長6分まで延長してください。説明書には6分以上は絶対におかないでくださいと注意があります。
Bブレードはカミソリと同じように下から上に向かって使用します。
私と娘で試した結果、少し匂いがきついこととピリピリ感はありますが、カミソリやワックスを使って脱毛するより、赤くならずにすべすべになりました。
▼BURT’S BEES Herbal Blemish Stick(写真右)
BURT’S BEES の製品は蜂蜜を集めた後に残る「ビーワックス」をメインにハーブ・花・果物・野菜等の昔から使われていた天然素材を使っているアメリカの製品です。中でもこのBlemish Stickはニキビができかけたところに塗っておくと、それ以上化膿しません。私が昔ハワイに行った時に購入し、使い切ったのですが、オーストラリアでは探せませんでした。しかし、先日David Jones の化粧品コーナーで見つけました。ニキビあとは紫外線の強いオーストラリアではすぐシミになる可能性があるので、早いうちの対処が必要です。ニキビの出来やすい方は男女問わずお試してみてください。
2009年2月掲載
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