Beauty Column -リラクゼーション-

アーユルヴェーダ

　今月は私が受けたいマッサージを紹介しましょう。今日本は大変なヨガブームですが、同じインドのアーユルヴェーダはゴマ油と薬草を調合し、治療に使うハーブオイルで患者の体内に溜まった毒素をマッサージで取り除く、古代インドから伝わる世界最古の健康法です。
　アーユルヴェーダとは、「生命の科学」という意味で、この生命とは、肉体、五感、心・魂の結びついたものです。インドでは、この三つの生命エネルギーのバランスが崩れると病気になると考えられており、アーユルヴェーダ診療所が町のいたる所にあるそうです。主に医療機関で行っているものですが、美容にも非常に関係があります。

▼ピンダスウェーダ
　ハーブ巾着に温めたオイルを浸し体に塗る、アーユルヴェーダの代表的なマッサージです。発刊作用を促進し、手足の冷えに効果があります。

▼シロヴァスティ
　米の粉から作ったのりを長い布に塗り頭部に巻きつけ、その上に筒状のカバーをかぶせ、中にハーブオイルを注ぎこみます。これは鼻の乾き、のどの痛み、頭痛に有効で髪の毛もしなやかになることで女性に評判がいいそうです。

▼パーダカータ
　リラックスした患者の体に温めたオイルを塗り、セラピストが足の裏や指を使って凝りを揉みほぐしていきます。これは内臓のバランスを整え新陳代謝を促進する若返り効果で肌のつやが取り戻せるそうです。

　インドではマッサージ、呼吸法、食事（野菜を中心とした自然食）など日々の暮らしを通して健康的な体作りを行っています。
　オーストラリアでもこのマッサージを施術している所もありますのでお試しになってみてはいかがですか？

（参考　世界まるみえテレビ特捜部より）

私のリラクゼーション

　私事ですが、このクリスマス前にぎっくり腰になりました。元々腰痛持ちなので、何年かに1回はこの問題に悩まされます。
　ぎっくり腰は、弱いところを守ろうとして筋肉が緊張し、それによって神経を圧迫してしまうことが原因と聞きました。私の場合は、温める方が楽になるので、お風呂にゆっくり浸かりたいところでしたが、メルボルンの水事情もあり、市販のヒートパックで腰を温めていました。

　今回の腰痛はかなり重症で、そのお陰でどこにも出かけられずに、本当の寝正月になってしまいましたが、その後、せっかくのホリデーなのでネットでサーチし、ジェットスパ付のホテルを一泊予約しました。

　私の想像していたスパとは大違いでしたが、待ちに待っていたお風呂でしたし、ついでに、ホテル内にチラシのあったIn Room Massageのサービスで、部屋にセラピストを呼んで、トリートメントもしてもらいました。アロマオイルを使った全身マッサージとフェイシャルのコースを堪能しました。ボディマッサージが基本だったので、フェイシャルは簡単なものでしたが、マッサージの強さも心地よくリラックスでき、腰痛も治まりました。

　このサービスは、ホテル専属のマッサージ師ではなく、メルボルン内どこにでも来てくれる会社です。私が利用した会社は、60分〜最長2時間半のトリートメントが受けられ、お値段は$100〜$350位でした。
　トリートメントの種類はスポーツマッサージ・指圧・リフレクソロジー・スウェーディッシュマッサージを取り入れたトラディショナルマッサージ・痩身マッサージ・ボディ＆ビューティマッサージとバラエティがありました。

　私が今回選んだのは、CHILL OUT という1時間45分のコースで金額は＄220でした。依頼する時に女性のセラピストがいいか聞いてくるので安心です。セラピストがベッドや化粧品などを持参し、時間通りに到着。既往症などの軽い質問を用紙に記入し、衣服を脱ぎベッドにうつ伏せに寝てマッサージを受けました。男性の為のマッサージもありますし、マッサージパーティの団体予約をするとディスカウントもあるようです。

　リラクゼーションマッサージといっても、なかにはセクシャルなものもあるようです。ウエブやイエローページで探すときは、「ノンセクシャルマッサージ」と検索するといいと思います。

　 リラックスしてストレス解消するのは、心身共にいいことなので、皆さんも機会があれば、お試しください。

REJUVENATORS　Health Massage Pty Ltd
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